今あるものを活かすこと。

先日、あるお宅にお伺いしました。目的は耐震診断の現地調査で、いずれはリノベーションをとのこと。このお住まいは特に窓や扉の回りの納まりがよく考えられていました。もっと言うと外と内、空間と空間をどのように仕切るか、つなげるか、交わらせるかなど、まさに設計者としての自分がいつも考えていることでその一つの答えがあったのでとても親近感を覚えました。このお住まいの設計者の意図が伝わってきてとても気持ちの良い感覚でした。さて写真はその中の一つでこの障子の向こうには、何とも言えない雰囲気を醸し出した、落ち着いたお庭がひろがっています。時を経ないと出せない雰囲気です。この庭をどのように活かせるか、つなげれるかが今回のリノベーションの肝になりそうです。いまからわくわくしますね。

いっしょに天井裏を案内してくださった家主さま。ありがとうございました。

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コメント: 1
  • #1

    ひとりごと。 (火曜日, 05 6月 2012 11:10)

    障子の向こうが見てみたい~(*^一^)